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超変革Webマガジン 2016年8月原口選手

原口文仁選手インタビュー 第1回

Q:今シーズン、育成選手からいきなり一軍抜擢されましたが、そのときの心境は?

原口: 自分は2016年の公式戦が開幕した時点ではまだ育成選手だったんですが、一軍の試合終了後に電話でいきなり支配下選手登録を伝えられたんです。そのときは、もう驚きしかありませんでした。入団して7年目、育成選手として4年目を迎えたところで突然のことでしたからね。

Q:長らくケガにも苦しめられましたが、ずっと正捕手を目指してこられましたね?

原口: そうですね、結構いろんなケガをしました。治ったと思ったらすぐにまたケガをしたり、腰痛にも悩まされました。苦しんでいた腰痛が治りかけた時にまた手首と肩を故障してしまい…。さすがにその時はもうやばいかもしれない、選手として終わりかもしれないと心が折れそうになりました。そんな時、真剣に考えたのは自分がここで野球をやめてしまったら何をして生きていけるんだろうか?っていうことでした。そして自分には野球しかないんだ、という結論に至ったんです。そこから再び、自分は迷わず野球への道を突き進むんだという一心で、まずやれることから始め、日々を積み重ねて今に至っています。一軍登録の連絡をいただいた時は、ただただ驚くばかりでしたが、落ちついて考えた上で気付いたのは大切なのは今までやってきたことをどれだけ出せるかということ。そんなに緊張する必要はない、思いっきりやってやろう!って思いました。

Q:一軍デビューを果たした年にオールスターゲームへの出場も果たされましたが、どんなお気持ちでしたか?

原口: 監督推薦でオールスター出場が決まったって知らされた時、実は僕その監督推薦っていう制度のことをよく分かってなかったんですよ(笑)。最初は金本監督が選んでくれたから出られるんだなって思ってたんです。もちろん、それでもむちゃくちゃ嬉しかったんですが、(ヤクルトの)真中(満)さんが選んでくれたっていうのを知ったときは本当に驚きでしたし、とても嬉しかったです。

第2回の更新は8月12日(金)。お楽しみに!

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