試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

ブルペン総動員も延長12回に力尽く…

先発・岩崎から榎田、ドリス、藤川、高橋、安藤、島本、守屋と、ブルペンに入っていた7投手を総動員して戦ったが、延長12回に力尽きた。
 
両チームとも決め手を欠き、延長に入った第3戦。11回表を抑えた安藤をその裏、一死一塁から打席に立たせるという驚きのさい配があった。もちろん、サインは送りバントだったが、一気に行くなら、ベンチには新井良、西岡、ヘイグが残っていた。
 
「ランナーが二塁に行っていたら、代打だったけど」
 
金本監督は試合後、そう説明した。さらに、「守屋や島本には経験がないから」とも。その時点でブルペンにいたのは若い2人だけ。12回も安藤に託したかったのだ。
 
しかし、ほとんど打席に立つ機会のない安藤はバントを決められず、続く俊介も倒れてサヨナラを逃すと、12回表の先頭打者にヒットを打たれ、犠打で一死二塁。ベンチは島本にスイッチした。
 
その島本は秋山を空振り三振に仕留めて二死までこぎつけたが、代打・中村を歩かせて勝負した左の栗山に右前適時打を浴び、勝ち越しを許してしまう。
 
「準備はしていました。(最後は)もう1球、ボールでもよかったのかもしれません」
 
島本は言葉を絞り出した。次打者・メヒアに対しては守屋を投入し、見事、空振り三振に斬って取ったが、最終イニングの1点は重かった。
 
12回裏は一番・鳥谷からの好打順も、今カード3連投の小石に3者凡退に抑えられ、ゲームセット。結局、打席に立ってまでイニングをまたいだ安藤に負けが付いてしまった。安藤にとっては不本意な交代だっただろうし、ベンチに打力のある3人の野手を残して敗れたのも、もったいなかった。「貯金2」が遠い…。