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天王山でスイープ。工藤が魂の4連投
大事な首位攻防戦で連勝し、3戦目も取ることが出来れば非常に大きい。しかし前日に死球を受けた森下が左手を打撲しベンチスタート。佐藤輝と大山の打順を繰り上げ、ライトには高寺が入った。リーグトップの31本塁打を記録しているスラッガー不在は大きな痛手だがチーム一丸となって戦った。
先発の才木は序盤3回を無失点。得点圏に走者を背負ってもホームを踏ませなかった。
打線は3回、高寺の安打をきっかけに無死満塁とチャンスメイク。近本がセンター前に運び先制に成功した。この回1死1、3塁から1走の近本が盗塁を決めた場面で巨人の捕手、大城にアクシデントがあり途中交代。治療のため間が空く難しい打席だったが中野は集中力を切らさない。プレー再開後の初球をセンター前に弾き返す2点適時打を放つ。リードを3点に広げた。
「打たなきゃいけないなと思って自分にプレッシャーをかけて打席に入りました。(中断は)頭を整理する時間になったので割り切って、気持ちで打ちました」
援護点をもらった才木は4回に2死から連打を浴び1、3塁としてしまったが得意のフォークで空振り三振を奪う。ウイニングショットを投げ切った。6回まで投げて三者凡退イニングは1度しか作れなかったが向かっていく投球で無失点のままマウンドをリリーフ陣に託した。
「(調子は)あんまり良くなかったですけど(坂本)誠志郎さんとかバックの皆さんが守ってくれたので良かったと思います。1回登板飛ばしてコンディション整えさせてもらったので、ここからはノンストップで行きたいなと思います」
7回にはセカンドの中野がセンター前に抜けそうな打球に横っ飛び。タイミングも方向もバッチリのファインプレーに助けられた及川がしっかり無失点に抑えた。8回は岩崎が内野ゴロ3つで三者凡退。9回には森下がライトの守備に就き、工藤がマウンドへ。4連投の守護神は無死1、2塁と走者はためたがフライアウト2つで2死を奪うと豪速球を連発した。球速は160、161、161、160、161とアウトローに全力投球。1点は失ったものの最後の打者は三振に仕留め、8セーブ目を挙げた。
「少し疲れはあったんですけど、気持ちでいくしかないと思って投げました。(9月も)マッスルストレートで痺れさせます」
ワンチャンスをものにし、投手リレーで守り切る。得意の形で逃げ切りに成功し巨人をスイープ。これで2位の巨人に4.5ゲーム差をつけマジックは21。もう誰にも止められない。9月はビクトリーロードを突き進む。


















