- 村上頌樹選手『5月度大樹生命月間MVP賞』を受賞
- 2025年06月11日 更新
11日(水)、5月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグ投手部門で村上頌樹選手が受賞しました。
村上頌樹選手5月度成績
試合 | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
---|---|---|---|---|
5 | 3勝0敗 | 0.69 | 39 | 28 |
村上頌樹選手コメント(会見より)
―村上投手受賞おめでとうございます。ご自身2度目の月間MVP獲得となりました。今どんなお気持ちですか?
いいピッチングが出来ていたので獲りたいなと思っていたので、獲れて嬉しいです。
―2年前の3月・4月度以来2度目となりました。この部分についてはいかがでしょうか?
あの時も獲れて嬉しかったです。
今月も獲れて嬉しいです。2回目ですが良かったなと思います。
―2年前のご自身の状態と比較されて、どんな部分で技術的、メンタル的に成長されたと感じられますか?
両方成長したと思います。技術面でも成長していると思いますし、一番はメンタル部分で考え方とか、そこは良くなったかなとは思います。
―考え方で言いますと、特にどんな部分が変わりましたか?
周りを見ながらしっかりできているというのはありますし、色々客観的に見れているのがいいんじゃないかなと思います。
―5月の成績を見ますと3勝無敗、防御率は0.69の活躍でした。この数字を振り返っていかがでしょうか?
2回完封できたというのは嬉しいことですし、長いイニング投げたいと思ってずっと投げているので、そこでこういう成績を残せたのは良かったかなと思います。
―2度の完封という言葉がありましたが、5月は2度の2試合連続の四死球なしの完封勝利から始まりました。あの好調な滑り出しを振り返っていただけますか。
とりあえず、長いイニングをリリーフの方々がいっぱい投げていたので、1イニングでも長く投げたいと思った結果が9回までいけたので、この気持ちはこれからも変えずにやっていきたいなと思います。
―5月10日の中日戦は四死球なし完封勝利98球、いわゆるマダックスでの完封勝利となりました。この玉数が少なく完封勝利を収められたということについてはいかがですか?
やっぱりフォアボールが無かったというのが良かったんじゃないかなと思いますし、テンポよくバッターに対して進めていったのがそういう結果になったかなと思います。
―5月は5試合39イニングでフォアボールが2つだけでした。コントロールの良さも一段と光ったかなという風に思いますがいかがですか?
そうですね、(坂本)誠志郎さんと会話しながら、色々意思疎通しながら投げられているので、それがしっかりコースに投げられてバッターを打ち取れているんじゃないかなと思います。
―先ほど長いイニングを投げたいという言葉もありましたが、実際数字を見てみましても、クオリティスタート率が100%、さらにはハイクオリティスタート7イニング以上、自責点2以下も全てで達成されました。この安定感についてどうですか?
そうですね。それはやっぱり野手の方々が守ってくれていますし、自分1人だけの力じゃないので、皆さんに感謝したいなと思っています。
―村上投手は今シーズン開幕投手として迎えたシーズンでした。それ以来、一度雨でのスライドもありましたが、金曜日を任されることが多く、相手のエースピッチャーとの対決というのも多いと思いますが、どんな思いでマウンドに向かっていますか。
相手もいいピッチャーですし、なかなか点は入らないというのは分かっているので、どれだけ自分が粘って投げられるかがチームの勝敗に関わってくるという自覚を持って投げているので、その中でいい緊張感の中ずっと投げられているのがこういう結果にも繋がってるかなと思っています。
―このシーズンはピンチをしのいだ場面で雄叫びを上げるシーンもありましたが、メンタル面では昨シーズンと比較していかがでしょうか?
そうですね、まあ成長していると思いますし、色々考えながら出来ていて、しっかり頭と体が一致していいボールが投げられているので、それがいい結果になっているかなと思います。
―先発陣もそうですし、リリーフ陣も素晴らしい成績を残している中で、その一躍をまさに担っていると思うのですが、タイガースの投手陣、投手チームというのはどんな風に見ていますか。
いい雰囲気でできていると思いますし、先発陣も頑張って、リリーフの方々にも助けていただいて、お互いに切磋琢磨しながらできていると思うので、防御率もいいと思いますし、助け合いながらできていると思います。
―そして、すでに昨シーズンの勝ち星に並ぶ 7勝を挙げられました。もちろんまだまだ目指すところは高いと思うのですが、この7勝という数字いかがですか?
昨年以上は絶対、というのは思っているので、まずこの5月のうちに並べたというのは嬉しいですし、これからもっともっと勝ってチームに貯金を作れるようにというのは考えているので、6月以降もしっかり勝っていきたいと思っています。
―この数字はリーグトップの数字でもありますが、その部分についてはいかがですか?
自分の力だけではないので、いっぱい野手の方々が打ってくれますし、そこで勝ちに繋がっているので、全員でまた勝っていきたいなと思っています。
―ファンも更なる活躍を期待しています。今後の交流戦、さらにはシーズン後半に向けて意気込みをお願いします。
交流戦はまだ2試合残っていますし、またセ・リーグのチームに戻るので、オールスターまでにしっかりチームとしても貯金をたくさん作って後半戦に望めるように頑張っていくので、また応援お願いします。