- 桑原謙太朗投手コーチ就任会見
- 2025年11月04日 更新
4日(火)、来季の投手コーチに桑原謙太朗氏の就任が決定し、西宮市内にて会見を行いました。背番号は「81」です。

以下、会見より
竹内孝行副本部長
桑原謙太朗さんに投手コーチとして就任していただくことが決まりましたので、皆様にご報告いたします。桑原コーチは常に順風満帆な現役生活ではなく、怪我をされ、苦労された経歴をお持ちでしたが、タイガースに来ていただき、中継ぎ投手として最優秀中継ぎ投手賞も取られて、花開いた方でございます。引退後はアカデミーコーチを2年務めていただきまして、そういった意味でも、現役時代の自分の苦労などを若い子に伝えることができるでしょうし、アカデミーで、色々と説明しないといけない、分からないことがたくさんある小さいお子さんたちなどにも丁寧にコーチングしていただいた経験をぜひとも生かしていただきたいと思います。
桑原謙太朗コーチ
―投手コーチに就任して今の気持ちは。
期待感と緊張感です。何十年前かにドラフトで入った時と同じような心境になっています。
―どのような役割を期待されていると思いますか。
憶測でものを言うのはちょっとアレかなと思うので、お話を伺って、自分の役割をしっかり考えていきたいと思います。

―タイガースの投手陣の印象は。
12球団トップの投手力を持ってるチームだなという印象です。
―就任されたばかりですが、この時点で期待したい、話したい選手は。
離れてから長いので、若手、中堅、ベテランの選手ですね、コミュニケーションを取っていきたいなと。若手の選手の活躍が著しいのでベテラン選手の底力に期待していきたいなと思います。
―藤川監督は救援陣で、右投手の速球派の強化を課題にされています。
投手は何枚いてもいいと思っていますので、その中で主力が疲れた時にあがってこれるピッチャーが何枚でもいれば、自ずと戦力の強化に繋がると思うので、その中で右投手が多ければ右の強化に繋がっていくと思います。
―ご自身が150キロを超える速球を武器にタイトルを取るような活躍でリリーフ陣を支えてこられました。その経験も指導に生かされますか。
勝ちパターンでも負けパターンでも投げる経験はしてきたので、それも踏まえて伝えていきたいなと思います。
―改めて2年目を迎える藤川監督をどう支えていきたいですか。
藤川監督の考えをしっかり聞いて、自分の役割を理解して考えてやっていきたいと思います。
―最後に意気込みをお願いします。
現役生活の中で活躍したのは最後の方だけなんです。ケガもして苦しい思いもしたので、そういうのをしっかり選手に、苦しい思いをしながら楽しい思いもあるということを伝えていきたいなと思います。

桑原謙太朗コーチプロフィール
| コーチ名 | 桑原謙太朗(くわはら けんたろう) |
|---|---|
| 生年月日 | 1985年10月29日 |
| 年齢 | 40歳 |
| 出身地 | 三重県 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長/体重 | 184cm/86kg |
| 球歴 | 津田学園高~奈良産業大(2007年度大学生・社会人ドラフト3巡目)~横浜(2008~2010年)~オリックス(2011~2014年)~阪神(2015~2021年、アカデミーコーチ2024~2025年、コーチ2026年) |
| 初登板 | 2008.4.6対広島3回戦(広島)<完了> |
| 初先発・初敗北 | 2008.6.4対西武2回戦(西武ドーム) |
| 初勝利 | 2008.7.9対ヤクルト10回戦(神宮)<中継ぎ> |
| 初完投・初完封勝利 | 2008.8.16対阪神15回戦(京セラドーム大阪) |
| 初ホールド | 2008.5.26対オリックス2回戦(横浜) |
| 初奪三振 | 2008.4.6対広島3回戦(広島)<8回 打者:東出輝裕 空三振> |
| 最優秀中継ぎ投手 | 2017年(HP43:ホールド39+救援勝利4) |
| クライマックスシリーズ出場 | 2017年 |


















