当球団による西宮市の部活動地域展開支援の一環で、市内の軟式野球地域クラブの受け皿不足の解消を目的に、市内で野球スクールを運営する「野球心※」と連携して3クラブを立ち上げておりますが、30日(木)最初の活動開始チームとなる「大社軟式野球クラブ」が初回練習の日を迎え、活動拠点となる大社中学校グラウンドにて始動いたしました。
- ※前打撃コーチの水口栄二氏が代表を務める任意団体。
西宮市の地域クラブでは大社軟式野球クラブのほか、真砂軟式野球クラブ、瓦木軟式野球クラブの3つを立ち上げている。

当日は既に入部申込済の中学1・2年生18名と、4名の体験入部者を加えた合計22名が初回練習に参加してくれました。
部員は練習拠点となる大社中学校のほか、近隣の苦楽園中学校や上ヶ原中学校と、様々な中学校の生徒で構成されていることから、練習開始前には円陣を組み、釜渕章匡監督、野球心スタッフ(前打撃コーチ水口栄二氏、当球団OB松下圭太氏)、タイガースアカデミーコーチ(玉置隆コーチ、岩本輝コーチ)含め、全員での自己紹介からスタートしました。

多少緊張がほぐれたところで、ウォーミングアップ、ストレッチ、キャッチボールを行い、その後はそれぞれの守備位置に分かれ、釜渕監督による初シートノックが行われました。
休憩・水分補給を挟んだ次は、3班に分かれ、水口コーチが担当する「打撃」、松下コーチが担当する「守備」、玉置コーチ・岩本コーチが担当する「ピッチング」と3か所をローテーションし、監督・コーチ陣が適宜行う指導に子どもたちは熱心に聞き入っていました。


水口栄二氏 コメント ※クラブを運営する野球心代表

―初日を終えて。
とにかく野球を楽しくやってもらって、楽しい3年間にしてくれたらいいなと思います。
―軟式野球の人口が減っているという現状について。
先ずは中学野球を活性化させて、その下の小学校の子供たちが、野球って面白そう、やってみたい、という流れになっていってくれたらと思います。
―今後の展望、このチーム、この西宮、中学野球の未来について。
軟式野球も硬式野球もそうですが、実はセンスのある子供たちが多い。ただ、指導者や練習する環境に恵まれないというところがあるのかもしれません。ですので、先ずは私たちが出来ること、西宮市部活動地域展開支援の取り組みを通して子供たちの能力をもっともっと伸ばしていきたいですし、この西宮からプロ野球選手を目指す子供たちが増えてくれたら嬉しいなと思います。
玉置隆 タイガースアカデミーコーチ コメント

―初日の印象。
みんな野球経験はあるのですが、チームとしてはゼロからのスタートになるので、そのゼロを今、目の当たりにしているのがすごく新鮮です。これから伝統あるチームになっていった時に「あ、このチームが出来た時、初めはこんなチームだったな」とか思い出すのがすごく楽しみですし、このような環境で中学生の指導ができる事をとても誇りに思います。この大社中学校のチームをほんとに強いチーム、勝てるチームにしていけたらと思っています。
―中学地域クラブの場で指導することについて。
タイガースアカデミーは野球を楽しくやるということがメインになりますが、中学野球となると、楽しむこと以外に技術面やメンタル人としての成長など、乗り越えていかなければならないところが出てくる。そこは中学生だからしっかり理解できると思いますので、野球のプレイはもちろんですが、人として、野球選手の一人として何が大切かというところも伝えていけたらなと思います。
岩本輝 タイガースアカデミーコーチ コメント

―新たな取り組みが始まりました。
自分も中学校のクラブ出身なのですが、もしそういう環境がなかったら野球を続けられていたかわからないという意味では、今回、球団と西宮市でこのような取り組みが実現し、子供たちが野球を続けられる環境が整備されたという点は、とても素晴らしいことだと思います。
―指導する相手が小学生から中学生に。伝えていきたいこと。
最近は映像での情報が何でも取れるので、映像を見るだけで上手く出来る子もいますが、そうでない子もいる。基本モノマネから入ることが多いと思うので、それが上手く出来ていればいいのですがやはり実際に対面で教えたことで、何かを感じ取ってほしいなと思います。
当球団は野球心が運営する西宮市内の3クラブへのアカデミーコーチ派遣に加え、希望する市内他クラブへのアカデミーコーチ派遣も行います。さらには市内地域クラブ・私立中学校部活動を対象とした市内大会の開催などを検討しており、引き続き西宮市の部活動地域展開を支援してまいります。
野球振興
阪神タイガースによる西宮市の中学校部活動地域展開に対する支援活動について