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岩貞祐太選手 引退セレモニーを実施しました
2026年10月07日 更新

6日(火)、阪神甲子園球場での対広島東洋カープ戦の試合前に今季限りで現役を引退する岩貞祐太選手の引退セレモニーを実施しました。

球場ビジョンでこれまでの13年間を振り返る映像が流れたあと、スタンドでファンの皆様が見守る中、岩貞選手とご息女によるファーストピッチセレモニーを実施。

 

その後、同期入団の梅野選手、岩貞選手、広島東洋カープの大瀬良選手、藤川監督、ご家族、そしてOB能見さんから花束が贈られ、最後に岩貞選手より挨拶を行いました。

 

 

また、岩貞選手は、この日の試合、7回にマウンドへ。梅野選手とバッテリーを組み、空振り三振で1アウトを奪うと岩崎選手へ交代し最後のマウンドを降りました。

 

 

試合後の会見(一部抜粋)

―引退試合、長い一日でしたが、今どんな思いでしょうか。

投げ終わって、もう投げられないのかと思うと寂しさが込み上げてきました。

―マウンドで胴上げされました。

明日も明後日も試合があるメンバーなので、ケガをさせないようにという思いがありましたが、嬉しかったです。

―7回の登板はどんな気持ちで迎えましたか。

マウンドに上がる前は、これまで投げてきた300数試合の一つだという思いで準備していたのですが、ブルペンで作る1球ですら、もうこういうことをすることもないんだなと思うと、噛みしめながら丁寧にやったのですが、いつも以上に球数を投げすぎちゃいました。

―名前がコールされてライトから出てきましたがどんな気持ちでしたか。

大好きなタイガースファンの声援を最後にもう1回聞けて、本当に幸せでした。

―同期の梅野選手とのバッテリーとなりました。

大学の時からバッテリーを組んで、この35歳になるまで一緒に野球をやってこられたというのは、互いに頑張れているなと思うし、梅にはもっと頑張ってもらいたいなと、投げながらそういう感じでしたね。

―どんな会話をされましたか。

思い切って来いよと言われたので、いつも通りいこうという会話をしました。

―思いを込めた4球だったと思いますが、振り返っていかがですか。

自分の思い描くボールがここ1、2年は全く投げられていなかったので、今日も140そこそこのボールで。自分がリリーフとして生きていくには球速が必要だと思い、ウエイトを始めて球速が上がり、それで成績が出始めましたが、その投球が全く出来なくなったし、今日も一生懸命腕を振ったのにあのスピードだったので、納得しました。

―交代の際は監督自らマウンドに来られました。

今まで、野球でもプライベートでも可愛がっていただいた先輩ですし、今は監督と選手という間柄ですが、最後は「球児さん」と「僕」で接していただいた気がして、嬉しかったです。

―マウンドを引き継いだのは岩崎選手でした。

13年間一緒に頑張ってきたドラフト同期の3人が、ああやってマウンドに集まるのは初めてだったので。若い頃ザキと先発で争って、同じリリーフになって助け合って、チームが良くなるにはどうしようかという話もしてきた間柄だったので、それを一人に託してしまう申し訳なさがあるのですが、それを一人でできるのがザキだと思うので、最後にマウンドに集まれて、そして(岩崎選手、梅野選手の)二人にこれからを託すような気持ちでした。

―梅野さんとは二人で空を見上げられたように見えました。

同期の横田が見ていると思うので、梅とそういう話もしていたので、最後は「これで終わりだよ」という思いで、空を見てそういう報告のつもりでした。

―改めてタイガースでの13年間を振り返っていかがですか。

自分が思い描いていた選手にはなれませんでしたが、こうやってみんなにお疲れ様と言ってもらって。こういう日を迎えられたということは、自分に「お疲れ様」と言いたいですね。

―ファンの方へメッセージをお願いします。

本当にファンの方の声援が無かったらもう1歩頑張れなかったと思いますし、折れそうな時でも背中を押してくれたのは、ファンの方々でした。そして、いつでも甲子園のマウンドであの声援の中で投げたいという思いで、特にこの1、2年、自分の中で納得いくボールが投げられない時も、上に居続けるにはどうしたらいいのだろうと模索して、しがみついてやっていかなきゃと思わせてくれたのもファンだったので、今日も大歓声を自分に届けてくれて、13年間ファン無しでは頑張れなかったので、本当に感謝したいと思います。