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原口文仁選手が5月度「日本生命月間MVP賞」を受賞
2016年06月07日 更新

7日(火)、セ・リーグ5月度「日本生命月間MVP賞」が発表され、打者部門で原口文仁選手が初受賞しました。

原口選手は、4月27日(水)に育成選手から支配下選手登録され、同日の対巨人5回戦(甲子園)にて代打で初出場を果たすと、5月は24試合中23試合で先発マスクを被り、レギュラーに定着。リーグトップの打率.380を記録し、5月19日(木)の対中日12回戦(甲子園)ではサヨナラ打を放つなど、勝負強い打撃も光り、攻守で大きく貢献しました。
タイガースからの受賞は2014年7月度の岩田稔投手以来、打者では2010年8月度の鳥谷敬選手以来となり、
打者の育成選手経験者による受賞は両リーグ通じて初となります。

また、受賞を受けて原口選手が会見を行いました。

原口文仁選手5月度成績
試合打数安打本塁打打点盗塁打率
2479305170.380 

以下、会見コメント

Q.おめでとうございます。

A.有難うございます。

Q.今の率直な気持ちをお聞かせください。

A.(一軍に)上がって来た月に獲れたということで、ほんと「嬉しい」の一言です。

Q.月間MVPという響きはいかがですか?

A.本当にすごいなと思います。

Q.5月の成績を振り返ると、打つ方では打率が3割8分、5本のホームラン、そして17打点。この結果に関しては?

A.打つことに越したことは無いですし、それで結果が残ってとてもよかったと思います。

Q.打つ方では何がよかったのですか?

A.一打席、一打席、食らいついていくという気持ちで必死でやったのが結果に出たと思います。

Q.5月は、5月1日以外23試合連続でスタメンマスクを被りました。守備に関してはいかがですか?

A.5月中は、いくつかいいプレーもあったりして思い切りやれたかなと思います。

Q.5月の1か月を振り返って、打つ方ではプロ初ホームランもありました。サヨナラでお立ち台のシーンもありました。何が一番嬉しいシーンとして印象に残っていますか?

A.やっぱりサヨナラ打は打ったことが無かったので、それはすごく自分の中でも印象に残っています。

Q.育成を経験して支配下から復帰したのが4月27日でしたが、それからおよそ1か月での初受賞となりました。
この1か月はどんな1か月でしたか?

A.まず、支配下に登録していただいて、試合に使ってもらえたことが大きかったなと。感謝の気持ちでいっぱいです。

Q.ほんの少し前まで3桁のユニフォームを着て鳴尾浜で練習されていました。今の姿は想像つきましたか?

A.いや、全く想像つかなかったですね。

Q.あらためて思いを聞かせてください。

A.自分の中での驚きもありますし、周りの人への感謝しかないですね。

Q.ご自身の弛まぬ努力もありますし、周りの支えもあったと思います。そのあたりいかがですか?

A.6年間ファームでやってきたこと、教えていただいたことが今の結果につながっていると思うので、関係者の方には感謝しかないです。

Q.それを踏まえて、この喜びを誰に報告したいですか?

A.一番は、家族に報告したいと思います。

Q.原口選手にとって一軍での野球人生は始まったばかりで、これからが大切になると思いますが。

A.今いろんな経験をさせていただいているので、どんな試合でも一試合も無駄にしないように自分の財産にして、これから活かしていきたいと思います。

Q.ゆくゆくはどんな選手になりたいですか?

A.もちろん阪神を背負って立てるキャッチャーになれるよう日々やっていきます。

Q.そんな中で、目標のキャッチャーはいますか?

A.たくさんいろんな方を見てきましたし、一緒に野球をやらせてもらった先輩方もたくさんいるので、いいところはどんどん真似していきたいと思います。

Q.ここまで駆け上がってきた自分の軌跡を振り返るとどういう感じですか?

A.鳴尾浜で6年間、こういう日を目標に、途中心折れそうな時もありましたが、周りの人にも支えていただいて継続してやって来れたので、今思えばよかったなと思います。

Q.一軍に上がられたとき毎日幸せな気持ちで野球をやっていると仰っていましたが、少し時間が経った今、毎日どんな気持ちで野球に取り組んでいますか?

A.もちろんそれはこれまでと変わりないです。そら厳しいこともたくさんありますが、それを味わえない人もいる中で、厳しい言葉だったり、自分の責任で良くないプレーもあったんですが、そういうことを感じられることに新たな幸せを感じて今やれています。

Q.6月戦線もスタートしていますが、今後の目標をお願いします。

A.もらったチャンスを絶対にものにするという気持ちでやっていきたいと思っていますし、毎日責任をもって試合に出ていきたいと思います。