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福留孝介選手、日米通算2000本安打記録達成!
2016年06月25日 更新

25日(土)、対広島東洋カープ戦が行われたマツダスタジアムにて、福留孝介選手が日米通算2,000本安打記録を達成しました。

また、試合終了後には会見を行いました。

以下、会見より

―日米通算2,000本安打達成おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

ホッとしているというのが、一番だと思います。

―福留選手自身この試合を迎えるにあたりどんな気持ちでしたか?

いつもと変わらず、チームを勝ちにと思ってあまり意識せず臨みました。

―残り2本で迎えた今日の試合でしたが、あと1本となった第3打席、打席に入ったときの気持ちは?

できれば第3打席で決めたかったので、ここでなんとかして打ちたいというその思いだけでしたね。

―「H」のランプがついたその瞬間は?

家族もこの場で観てくれてたので、それはほんとによかったなと思います。

―広島ファンも含めて球場全体が大きな拍手でしたね。

ビジターですが、カープファンの皆さんも声援を送ってくださり、ライトに行ったときは「おめでとう」と声を掛けていただきましたので、それは幸せな気分でした。

―チームメイトの鳥谷選手からは記念のボードが、チームメイトだった新井選手からは花束が贈られましたが、会話は交わされましたか?

新井さんからは、本当におめでとうと言っていただきましたし、鳥谷からもおめでとうございますと声を掛けてもらいました。
本当にうれしかったです。

―18年目での達成となりましたが、振り返っていかがですか?

プロに入って打てるかどうかわからないときの初ヒットから、今日この日を迎えられたというのは、ここまで野球を続けられたというのが第一ですし、周りの方々に感謝もうそれだけですね。

―2,000という数字に関してどう思われますか?

すごい数字なんだと思います。

―ここに来るまでに苦しいこともたくさんあったと思いますが。

苦しいこともありましたが、こうやって2,000本という数字をたてられたので、そういうのもこの数字を達成するための糧だったのかなと思いますし、苦しかったこともいい思い出になりますね。

―印象に残っているヒットはありますか?

初めて首位打者を獲るための東京ドームで打ったヒットが印象に残っています。
松井さんと首位打者を争っていて、相手が相手なだけに体が固まって動けなかったのを覚えています。

―ここまで誰に支えられてきましたか?

特定の人ではなく、周りの方々にたくさん支えられて、家族が近くで見守って支えてくれたのでそこに感謝しかないですね。

―これまでたくさんの指導者の方から教わったと思いますが、だれの言葉、教えが心に残っていますか?

誰というよりも、携わっていただいた全ての方が恩師ですので、どの言葉と言われても思いつきませんね。

―次の目標を教えてください。

個人的な数字を追っかけることもないと思うので、あとはこのチームが勝つということ、それが僕の中での目標ですね。

―海の向こうには、さらに記録を伸ばし続けている先輩がいらっしゃいますが?

あの数字を見ると2,000という数字が霞んで見えますが、上にはたくさんすごい人がいるので少しでも近づけるように、
たぶん無理でしょうけど頑張ります。

―ファンに向けて一言お願いします。

こうやって2,000本を打つことに対してたくさんのご声援をいただき有難いですし、これからは僕がこれをチームの勝利というものに変えていってファンの方々に恩返しが出来ればと思います。

坂井オーナーコメント

「日米通算2,000本安打達成、おめでとう。タイガースにとっても大変喜ばしいことです。
福留君には、勝負強い打撃面だけではなく、試合に臨むまでの準備やここぞという場面での攻めの守りなど、若い選手も見習うことが沢山あります。
これからも誇りを胸にチームを引っ張って行って欲しいと思います。」