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東京ヤクルトスワローズ

8.8(FRI)9(SAT)10(SUN)

京セラドーム大阪

ホームに戻るが、舞台は甲子園ではない。4月以来の京セラドーム大阪主催試合。前回の4月1日〜3日・DeNA戦は、1分け2敗と未勝利に終わった。4ヶ月前とは、チーム状態は雲泥の差。首位独走で準本拠地に帰ってきた。初戦は伊藤将司が先発見込み。今季復活した左腕が先陣をきる。今季はここまで開幕4連勝。先週の1日・ヤクルト戦(神宮)でも7回1失点と好投した。抜群の制球力は不変。常々口にする「丁寧に投げたい」という言葉通りの投球で、ヤクルト打線を封じたい。

打線は近本が調子を上げてきた。先月も月間打率3割3分をマークし、今月は5試合で打率3割3分3厘。リードオフマンが出塁し、中軸が返すという王道野球の立役者だ。当の本人は「まだ8月に入ったばかりなので、まだまだ先です」と意に介さないが、勢いは止まりそうにない。近本が出れば、得点につながる。京セラドーム大阪の今季初勝利を掴み取る。

対するヤクルトは今月に入り1勝4敗と低調。5試合中4試合で2得点以下と苦しんでいる。特にここ2戦は3安打、2安打と苦戦している。ただ、甲子園のヤクルト戦に限れば4勝4敗と五分。サンタナは今季の復帰が絶望的だが、村上、長岡が復帰した今、打線はリーグ屈指と言える。村上は今月の打率は3割1分6厘、1本塁打と孤軍奮闘。本塁打を放った3日の阪神戦では、主砲の一発を起点に打線が爆発。乗せたら怖い打線だけに、村上封じが大きなポイントとなりそうだ。

優勝マジックは6日時点で32。最短で8月中にもV奪還が決まる独走状態となっている。ただ、チームの空気は浮かれることなく淡々。藤川監督が就任時から掲げる「凡事徹底」を体現している。「阪神らしい野球、自分たちのペースで野球をやるだけ」と指揮官。妥協することなく、目の前の一戦に勝ち続ける。シーズンも残り50試合を切った。チーム一丸で、歓喜の秋に進んでいく。

報知新聞社/直川 響

スケジュール
8/8 8/9 8/10
京セラD
神-ヤ
18:00開始
京セラD
神-ヤ
18:00開始
京セラD
神-ヤ
18:00開始